2018年1月13日土曜日

「リアル~完全なる首長竜の日~」観た



「ホラー映画だったなんて聞いてない!怖くて途中で映画館出た」
というコメントを上映期間中ちらほら目にして、
覚悟して見たらホラーじゃなかった。

ぃゃ確かにホラーっぽい、ゾンビっぽい?人々が急に出てくる場面とか
それをアップで映して画素が粗くなる~みたいな演出がいくつかあったけど、

うーん、そうだな……私は最近 韓流ドラマ「主君の太陽」を観てて
顔色の悪い幽霊とかゾンビが突然出てくる映像に耐性あったからか、
全然怖くなかった。


自殺未遂して昏睡状態になった恋人の意識に入って
恋人を救おうとするお話。
意識の中は夢みたいなもので、非現実的なことも起こる。
そして後半は「衝撃的な展開(シネマトゥデイの解説)」で、
前半の流れとちょっと違う方向へ……

不可解なことはきちんと説明されて伏線回収されるので、
もやもやした終わり方ではないと思う。

逆に、すんなり・あっさりしてるな~と思った部分がわりとあった。
お医者さんが「これ以上無理」って言ったところで
「もう一度お願いします!」と頼むと
「……………やりましょう」ってわりとすんなり
やらせてくれちゃったりとか、
中谷美紀演じる精神科医がいつもすごく協力的だったり
医者としてそんな簡単に「大丈夫」とか言っちゃっていいのか?無責任では?
とこちらが不安になるほど、相手を安心させる言葉を並べたり、
そういう部分はリアルではなかったような。
現実だったら、何回食い下がっても応じてくれないとかで
面倒なことになったり、
「なんとも言えません」を連発したりしそう。

ただ個人的には、面倒なやりとりは観てて気持ちいいもんではないし
重要なのは本編なので、
そういうところに時間を割かないのもアリなのかもなと思ってしまった。


緊迫する場面とかはあるんだけど、
全体的に静かな空気感の映画。
綾瀬はるかと佐藤健の言葉も自然で落ち着いた抑揚で、
セリフ読んでまーす!これは演技です!感がなくてよかったと思う
(コメディとかアクションだと、コレは演技です!っぽいちょっとわざとらしい演技が求められるんだろうなと思う)。
綾瀬はるかちゃん、こんなおさえた、落ち着いた普通の喋り方できるんだ……と思った(どこから目線だよ
まぁセリフ自体が、普段使わないような、
小説でしか聞かないような言い回しが たまに入ってくるので、
そういうところで「『セリフ』を言ってるなぁ」と思ってしまうというのはあるけど。
それはもう演技のせいじゃないから演者さんにはどうしようもないと思う……


運転する場面の映像で、
車内と車外の合成感がありすぎるのが
え、演出なのか??技術がないだけなのか??というところで
気が散ってしまったのと、
エンドロールで流れるのが、
シャウトというか激しめの歌い方をするミスチルの歌で
首長竜のくっきりしたシルエットの イラスト?が でかでかと表示されてて
映画の落ち着いたイメージと合ってなかったのが残念かな……

ちょいちょいCGとか映像の違和感が気になったけど
映画全体の雰囲気は好きよ。


2013
監督:黒沢清

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