2017年1月27日金曜日

なぜ女性専用店を差別だと思うのか

Twitterを毎日見てしまう暇人です。

本当はやらなきゃいけないことあるのにな……。

で、
「女性しか入れないバイキング店については
フェミニズム団体だんまりだよね?」
というような内容の呟きがリツイートされてきました。

少し前には、女性専用ゲームセンターについて
文句を言うツイートも見かけたような。

まず、なぜそこに引っかかるのかが不思議なんだけど。

男女差別ってなんなのか。


単純に男性と女性を比較したとき、
(もちろん個人差があるというのはわかってる)
平均的に、男性のほうが体が大きくて腕力もある。

そりゃ原始時代には、
力が強くて、大きな獲物を持ち帰れる男性は
頼りにされただろうし、ありがたがられただろうけど、
今の時代、腕力がなくても勝負できる土俵は山ほどある。

仕事ができない男性社員であっても、
男性であるというだけで
仕事ができる女性社員よりも
給料が高いとか、
昇進しやすいとか、
それっていかがなものなんでしょうね、
女性にも男性と同じくらいの権利があってもいいんじゃないの、
というのが、フェミニズム。

能力と無関係に男性ばかり優遇されるのが、男女差別。


では女性専門店は女性を「優遇」してるのか?

「なんか男子禁制のお店が流行ってるからウチもやってみよ~!」
みたいな、何も考えずに出店してるところは
目的とか考えてないだろうけど。

基本的には、優遇というよりも、女性を「守る」のが1番の目的だと思う。
それに加えて、「女子だけで楽しみたい、騒ぎたい」っていうのもちょっとあると思う。


ゲーセンだとかレストランだとかっていうのは
他人が集まる場所だから、トラブルもある。

男性の方が腕力があるから、何かあったとき抵抗も難しい。
女性にDVや強姦を受けた経験があれば尚更その恐怖は強いはずで、
男性恐怖症という人も少なくない。

大声で騒ぎ立てる不良もいる。弱い立場からしたら、これだって恐怖。

ナンパも迷惑。
「性欲が強いのも、キレイなお姉さんの顔や胸元やウナジを見ちゃうのも
男の性だから許せ」と冗談ぽく発言する男性がいるけど
だったら女性のほうも、そういうものに対して警戒させていただきますよ。
そうすると「偏見!お前のことなんか見ねぇよ自意識過剰」と騒ぎ出したりしますが
だって本能なんでしょ? 自分で言ったじゃない。
警戒するに越したことはない。

そこらへんの性に関する問題をできるだけ排除するためってのが
男性お断りになる1番の理由じゃないかと。
女性同伴なら男性も入店OKというところもけっこうあるので、
できるだけ女性を食う目的の男性を寄せ付けないという点で、良い策。

あと、未だに原始時代の考え方で「男のほうがエライ」と勘違いして
女性を見下す男性も多くて、
そういう人は「女のくせに」って言いがち。
レストランやバイキングなら、
自分よりいっぱい食べてる女性に暴言吐いたり。
女性としても、少食な男性の前で沢山食べるのは気が引けて
せっかくのバイキングなのに
思う存分食べられないで終わってしまうってのもある。


そういうわけで、
安心・気楽をウリにして、女性しか入れないゲーセンとかお店ができるのは
全然不思議じゃない。
余計な心配をせずに思う存分くつろいだり楽しんだりしたい時ってあるもの。

これって、男性の権利を剥奪してる、とは違うよね。

能力と無関係に男性ばかり優遇されるのが、男女差別。
能力(性質)と大いに関係することから女性を守るための、女性専用店。

だから、女性専用ビュッフェについて「フェミニズム団体は……」って言うのは
そもそもちょっとズレている。

誰に対しても威嚇する獰猛な番犬より、
お客様の顔を覚えていて観察眼の鋭い私の方が
受付の仕事がふさわしいと思うのですが
どうして番犬ばかり優遇されるのですか?

ってのと、

あの獰猛な番犬は危険だから近づかないようにしています
(昔噛みつかれたこともあり恐怖心もあります)
犬が入ってこない場所でくつろいでいます

ってのは、話が全く別でしょ。
犬を差別しているわけではない。


どの番犬も獰猛というわけじゃないのに
犬に対して偏見を持ちすぎ! という意見もあるかもしれないけど、

人それぞれ、他人には理解しにくいトラウマやアレルギーや恐怖心や
「普段は犬がいても全然問題ないけど、今この時間は犬なしで過ごしたい」
という気持ちがあるとしても、周りがとやかく言うことではない。
可能性を排除することによって安心感が増すなら、増すほうがいい。

もちろん、犬が大好きで、全然怖くなくて
平気で近づける人もいるだろうし、
そういう人は、犬が入ってこないような場所に行く必要もない。
犬を怖いと思うか、可愛い・接したいと思うかは、
どっちがエライとかダメとか言えることではない。


女性しか入れない店は差別!というツイートに
「文句言わずに別の店へ行ったらいいだろ」というコメントがあって
そこに「そりゃあんまりだ、ひどい」と返信が付いてたりしたけど、

ヘルシー志向でやってます!というレストランで、
脂身たっぷりギトギトのステーキが食いたいのに、なんでないんだ!
客が食べたいと言うものをなぜ用意できないんだ!!
サービスが悪い!!! って騒いでる人がいたら、どうよ。

なんでこの店に入ったんだよ、別の店に行ってくれよと思うでしょ。
そう思うからって、
ギトギトの肉が食べたいこと自体を
差別したり軽視したりしてるわけじゃないでしょ。

店側は、健康によいものを食べたいお客様のニーズに応えてやってるわけで、
健康のこと考えてない人をバカにしてるわけじゃないし、
人格否定してるわけでもない。

自分が「対象外」の側になると
なんでもかんでも許せなくなる人がいるけど、
人格や存在を否定されたわけでもないのに、
なんでそんなに怒るのかなと思うよ。

人によって欲しいものは違うし、店が提供するものも違う。
ギトギトの肉が食べたければ、そういう食べ物を提供してくれる店に行けばいい。
犬を撫でたければ犬がいるところへ行けばいい。
猫アレルギーの人は猫カフェに行かなければいいだけで
「このカフェは猫アレルギーに配慮してない!!」と騒げば
騒いだほうがアホだと思われるよ。
ペットお断りの店にペット連れてって拒否されたら苦情入れるのも、
未成年者お断りの飲み屋に「ジュース飲むだけだから!」と無理やり入ろうとするのも、
取り決めに従えないワガママがカッコイイと勘違いしているのかわからないけど
他でやって。としか……

ニーズであり、その店の決まりごとであり、拘りであり、
それは差別とは違う。

他に沢山お店があるのに、
そのひとつのお店に入れないからって
不愉快になって攻撃するのは幼稚かと。
そして、そんな攻撃的な行為こそ
排除したいと思われてしまう原因にもなる。



ただ、ひとつ言うとすれば
トランスジェンダーとか性別不明とかっていう場合、
人によっては切ない問題かもしれない。
大抵、そこまでは配慮されてないだろうし。
心が乙女ならOK!っていう店がないとは言わないけど。

でも、少数派って、意外と割り切って生活しているものだよ。
すごくデリケートな精神状態のときは傷つくかもしれないけどね。


私は左利きという少数派に属している。
毒母に育てられたってのも、少数派だと思う。特殊というか。
性の問題に比べたら、ものすごく軽いことかもしれないけど。

例えば、何か成績や将来に大いに関係するテストとかで
「右手で」みたいな指定があったりしたら、
不利なんですけど考慮してもらえるんですか?
「利き手」の間違いではないですか?って訴えることはあると思う。

でも普段の生活で、
改札や蛇口やバターナイフや急須やその他いろいろなものが
右利き用に作られていることについて、
とやかく文句を言おうとは思わない。
だって少数派だし、大多数の人に合うものが作られるのは当然だと思うから。

友人が親と仲良く会話している光景を見て、
嫉妬に狂ったりもしない。
羨ましいなとは思うけど、
「私が酷い母親に精神的虐待を受けて育ったの知ってるのに
幸せそうなところを見せつけて自慢したいの?」
とは思わないよ。むしろ和むよ。

自分にできないことを誰かがしているからって、
いちいち気にしていたらキリがないし、
慣れる。
自分と他を切り離して考えられるようになるし、
独自に編み出した方法で対処できるようになる。
なんでも自分に結びつけて「嫌味だ」「差別だ」なんて思わない。

多数派に属する人にとっては普通すぎることで
少数派が困っているなんて、
多数派はなかなか気づきようもないし、
少数派に悪意を持って、傷つけようとしているわけじゃないことは
少数派である本人もわかってる。
(多数派なのに少数派のことを変に気にかけすぎて、
「少数派が可哀想だ!!」と声を上げて何かを批難する人がいるけど
正直、当人はそこまで気にしてなかったりする。)

こういう少数派がいることを知ってほしい、理解してほしい
と思うこと、発言することはあるけど、
少数派のことを何も考えていない!! と怒り出すことは
ほとんどない。


拒否されたり、自分が対象外になったりする経験が少ないと
「差別だ!!」と感じてしまうのかもしれない。
でも、対象外とすることで
その人自体を否定しているわけではない。

少数派になった体験があれば、
感じ方も少し違ってくると思う。

全てに属する人間なんてなかなかいない。
必ず、どちらか、どれかに属しているか、
どこにも属さないか。
誰だって何かにおいては仲間外れになるはず。

入れない男性が可哀想だから、という理由で
女性限定のお店を潰すのなら、
身長制限に引っかかる子どもが可哀想だから、
苦手な人も多いから、という理由で
世界中の絶叫マシーンをなくすべき。
五体満足でない人に申し訳ないから
ダンスもピアノも人前で披露するのはやめるべき。
猫アレルギーの人が楽しめない猫カフェも
爬虫類が苦手な人なら悲鳴を上げるような爬虫類ショップも
………

それらは、できない人を差別していると思う?
楽しめる人が楽しむためのものを、
できない人・苦手な人がいるからって
なくす理由になると思う?

世界に何も存在しなくなってしまうよ。

というわけで、
フェミニズムがどうのこうのという話は、
女性専用店にはまったく無関係であり、
男性を差別しているわけではないと 私は考えます。


その代わり、
女性専用の店があるなら男性専用の店も、
女性専用車両があるなら男性専用車両も、
レディースデーがあるならメンズデーも、
あるべきではないのか!?
という意見には、大いに賛同します。

(レディースデーについては、
給料の男女差別が完全になくなることを願うばかりですけど。
給料に差があるなら、サービスに差があっても仕方ない)

女子会を楽しみたい女性がいれば
野郎で集まって楽しみたい男性もいるだろうし、
男性恐怖症の女性がいるなら
女性恐怖症の男性もいるだろうし、
ゲーセンで大声で騒ぐ男性の集団に恐怖を感じる女性がいれば
女性のキャーキャー騒ぐ声が煩わしいと感じる男性もいるだろうし、
痴漢を恐れる女性がいれば
痴漢冤罪を恐れる男性もいるだろうし。

それらをまったく気にしない人もいるでしょうし。
人間はさまざまです。

(男性専用車両ができたとして、
それでも男女共用の車両に乗る男性を
痴漢目的だと決めつける人が現れそうな気はしますが……
偏見はよくないし、警戒しないのもよくないし、
それは何に対しても同様。)


とにかく、「差別だ!!」と騒がれることの多くは、
本質を見ていない、自分が仲間外れなのが許せない人が
怒っているだけで、
実際はそこに差別意識など存在していない。

この世にはいろんなこと、いろんなものがあって
人それぞれ好みがあって、
年齢や性別や身長体重やその他
いろいろな制限が課せられることがある。

「平等」という言葉を盾に「制限」を取っ払おうとすれば
巡り巡って、自分も嫌なことを強制的に押しつけられるよ。
一人暮らしを謳歌しようと思ってたらある日突然
「家がないのは可哀想だから」という理由で
ホームレスだった人と同居させられることになったり、
逆に「家がない人もいるのだから」という理由で
部屋を追い出されたり。
自力で一生懸命稼いだのに
「金持ちからは金を没収して平均的生活をさせる」みたいな法律ができて
財産奪われたり、
日本に住む人はテレビ持ってなくても全員NHKに視聴料支払えってことになったり。

「差別だ不公平だっていう声があったので仕方ないんです」
という言い訳が何にでも通用したら怖いでしょ。



なんでも悪く捉える癖は、
自分がイライラするだけ。
そこにどういう理由があってそうなるのか、
納得できる理由があるんじゃないのか、
よく考えてみれば「差別」なんて結論に達することもないし
自分は別のことで楽しめばいいじゃない。

2017年1月16日月曜日

「ゴーストバスターズ」観た


軽い感想を後日書く、予定。

2017年1月14日土曜日

「心霊ドクターと消された記憶」観た



ストーリーはなかなか面白かった。

展開を予想できちゃうかどうかは人それぞれだと思いますが、
「あーそうなのかなとは思ってたけど
なるほど、そうなったことでそれがああなってこうなったのね~」
っていう感じでした、私は。

幽霊が出てくるというあらすじは読んでいたけど、
ミステリーにカテゴライズされてたので
おどろおどろしいというよりは
「記憶探偵と鍵のかかった少女」みたいに(邦題が似てるな……)
ちょっと奇妙で怖い、程度かと思ってたら
すげー顔色悪くて恐ろしい形相の幽霊が
すげー大きな効果音と共に突然現れるっていう
ホラー苦手な私にとっては、けっこうなホラーでした。

ホラー映画を観慣れてる人なら、
なんだこのくらい大したことないよって言うかもしれないけど
私はちょっと……
心臓が普通の人と違うんで……
(普通に暮らしてて問題ないとは言われているけど何かが違うらしいっす)
夢に出ちゃうし一人でトイレ行けなくなるから~ やめて~

ちなみに私は絶叫系アトラクションも全然ダメで
センター・オブ・ジ・アースで一瞬落ちるだけでも
血の気がひいたんですけど、

イメージとしては、絶叫系好きな人だったら
センター・オブ・ジ・アースなんて全然っていうか
あんなの絶叫とは言わないって思うだろうけど、
怖い人にとっては怖いわけで。
もんのすごい怖いホラー映画が好きな人には
この映画は大したことないだろうけど
怖い人にとっては怖いんです。

来るぞ来るぞ……って雰囲気の場面では
ちょっと目を逸らす感じで観てました。




ダサい邦題にするならそのままの英語でいいのに!
という意見をよく耳にするけど、
ほとんど映画を観てなかった頃は
「一応、日本の国民性とか考慮して
興味を引くためにいろいろ考えてやっているんじゃないのかしら」とか
思っていたんですけど。
けっこう映画を観るようになって、
私も「本当にそうだなぁ……」と思うようになりました。

だってまさか、
映画のネタバレになるような単語を入れたり
映画の内容を誤解しそうな、タイトル詐欺になってたり
映画が良いのにタイトルがダサくて観る気が失せたり
そんな酷いことしてまでタイトルを変える必要はないはずでしょ?
普通に考えたら。

そんなことが横行してるなんて普通に考えたらおかしいじゃん。


この映画も原題のまま「Backtrack」でよかったと思うなぁ……


backtrackとは、
・意見や約束などを撤回する
・道を引き返す、同じ道を通って帰る
みたいな意味。

多分、この映画では
記憶を辿って過去のことを探って思い出していくということで
引き返すって意味でタイトルにしてるのかなと思いますけど、
撤回するっていう意味のほうも
この映画の内容に当てはまる部分があるから
いろんな意味を含んだ単語として、ぴったりなタイトルだと思うの。

邦題だとなんとなく、どこかメルヘンチックというか
ラノベっぽいというか……
実際はホラー寄りで暗いイメージのシリアスなミステリーなのに、
ちょっとライトなイメージになっちゃってるような。

主人公は、別にもともと心霊現象を対象にドクターやってたわけじゃないし。
普通に精神分析医をやってたら、
なんか幽霊が来るようになっちゃって……という話です。

消された記憶、という表現も、
うーん、なんかこうニュアンスが、うーん

どのくらいの人が観たから知らないけど、
この邦題じゃなかったら観る人多くなるんじゃないかなと
勝手に思ってしまったり。

邦題の響き、別に嫌いなわけじゃないんですけどね。
もっと、こう、シャーロックホームズみたいな
飄々とした、ちょっととぼけた
我が道を行くキャラクターが出てくる映画に似合いそうかなって。



2015
監督:マイケル・ペトローニ


2017年1月13日金曜日

「スーサイド・スクワッド」観た


感想は後日書く。多分。

「ペット」観た



めちゃ可愛い……

驚いたらしばらく驚きっぱなしでぷるぷるしてるところとか、
特に、猫がすぐびっくりして飛び上がるところとか、
なんでもないのにチワワがぷるぷるしてるとか、
とにかくぷるぷると小刻みな動きが
小動物の可愛い部分だと思うんだけど
それがすごくよく描かれてた。

実際にペットを飼っているとか
リアルの動物が大好きって人は、
「そうそう、こういう動きするよねー!」
「この動きが可愛いのよねー!」
って思いながら楽しんで見られるんじゃないかな。


2016年、ディズニーでも
動物の映画「ズートピア」が公開されたけど、
こちらは人間のように二足歩行で暮らしている動物たちなので、
本物の動物が大好きという人にオススメするなら
ペットかもしれないですね。

ズートピアは、偏見や固定観念に惑わされやすい人間への
深いテーマ、メッセージが込められているので、
楽しみながらも教訓を得られるという意味では
ズートピアのほうが じーんとするし、重厚な感じがします。

ズートピアの深みがまだ理解できないお子様でも
もちろん大人でも、
ペットは純粋に楽しめるライトな作品かな。
別に安っぽいとかつまらないという意味ではなく。
何も考えずに、ただただ動物たちの可愛い仕草を楽しむのも
いいことじゃないかと思います。

日本語吹替メインキャストはバナナマン。
知らないで観たら気づかなかったかもしれない……
わかってて声を聞くと、犬のキャラクターの顔が本人たちに若干似てるので
なんか面白い。
佐藤栞里ちゃんも飼い主役で出てる。




2016年
監督:ルイス・ルソー