2017年4月30日日曜日

4月鑑賞した映画の一部

ただ、君を愛してる
現在の場面から始まって数年前の過去を振り返る作りなんだけど、その最初の「現在」を観た時点で最終的にこうなるんだろうなっていう予想ができてしまい、予想通りだった。それでもなんかジーンと来るものがあった。最近個人的に人生について考えるんだけど、やっぱり自分の人生は自分で選ぶのが幸せだなと改めて思った。
鑑賞日:04月27日 監督:新城毅彦

イレブン・ミニッツ
大量の伏線ぽいものとか謎が、解決されてない気がするのだがなんだこれは……! 監督は、別に意味のない数字だって言ってるらしいけど、端々にさりげなく11がつきまとう。 沢山の登場人物たちが知らないところでニアミスする(近くにいる、すれ違うけどあくまで他人だから互いを知らない、関わらない)のが「11:14」ぽい。実際、現実社会ってそういうものだもんね。
鑑賞日:04月15日 監督:イエジー・スコリモフスキ

素敵なサプライズ ブリュッセルの奇妙な代理店
ジャケットを見たときは主人公がもっとおかしな男性なのかと思ってたけど、とても生真面目だった。バカっぽさや爆笑とは違う、ブラックユーモアやクスッと笑う程度の、ほっこりする話。でも扱うネタは死。 もっとモメるかと思った部分は意外とあっさり解決したけど、終盤の「彼」の選択に泣きそうになった。
鑑賞日:04月11日 監督:マイク・ファン・ディム

PK ピーケイ
ここまで踏み込んで大丈夫なん?っていう、多分誰もが思ってるけど口に出してはいけない気がして言わないでいた、宗教への疑問がテーマ。でもコメディ。宇宙人。軽い下ネタが随所に。伏線とかストーリーも面白く、前半は無知なpkの言動に笑い、後半はpkのもっともな疑問に深く頷きながら観て、ラストは泣きそうになった。楽しみながら考えさせられる。長いけど見応えあって良かった。
鑑賞日:04月10日 監督:ラージクマール・ヒラニ

VR ミッション:25
最近よくある、「バーチャルゲームだと思ってたら怪我が現実にも反映されて命に関わる」というやつ。実際にああいう状況に置かれたら……と想像したら登場人物の困惑や恐怖も大げさではない。CG多様の映像だけど違和感なく観られた。 ただ終盤で ある人物がいろんな角度から映される場面で、服の襟が違ってたのが気になった~
鑑賞日:04月08日 監督:チャールズ・バーカー

持たざる者が全てを奪う HACKER
貧しい家庭で育った主人公がハッキングやカード詐欺で大金を得ていく。手を広げるにつれ徐々に危険も伴うようになる。 原題はHACKERらしいけどスキミングしまくってる印象のほうが強い。ジャケットは青くてデジタルっぽいデザインだけど、そんなに近代的な映像表現とか、ネットワークに侵入するイメージ映像みたいなものはなかったような。 実話を元にしているからか、あまりにも現実離れした展開やご都合主義のようなものはなく、焦りや不信感などで感情や関係性が変わっていくところに人間味がある。
鑑賞日:04月06日 監督:アカン・サタイェフ

PROXY
病んでるねー。 おとなしそう、普通、に見えて実は何考えてるんだか分からない女性たちの物語。130分。会話の途中の沈黙とか、スーパースローの映像とか、閉まったドアの映像と篭った音だけで何が起きてるか想像させる場面とか、間を大事にしてる印象。普段アクションなどで展開が早い映画ばかり見慣れているとじれったいけど演出としては美しいと思う。
鑑賞日:04月03日 監督:ザック・パーカー

パージなナイト ブラックさん家の史上最悪の12時間
黒人差別をネタにしたコメディ?なのかな? 些細な事で言い争いして、人の話を遮ったり人の話にかぶせて自分が喋ろうとするシーンが多すぎて疲れました。人の話はとりあえず最後まで聞こうぜ……。 まぁそんな我が強くて自己中な(末っ子はわりと素直だが)家族が、年に一度の、何をしても罪に問われない「パージ」の夜、主人公の一家の家に乗り込んでくる奴らに殺されそうになりながら徐々に団結していきますよ的な、話?なのかな?とにかく騒がしかった。バカっぽいムカつく感じの吹替がまたいい感じにマッチ。「なんでシャツ脱いだの……」で笑った
鑑賞日:04月02日 監督:デオン・テイラー

2017年4月3日月曜日

新曲upしました-我が我れ



自分の作った作品についてあーだこーだ説明するのは
かっこ悪いという意見もよく聞きますし、
作品を作るときには
説明せずとも伝わる内容にするか、
受け手の感性に任せるのが1番良いと思うのですが……、

今回は思いつくままに言葉を連ねたため
誤解されそうな歌詞が出来上がってしまい、
誤解によって不快感を与えるのはよろしくないなと思うので、
こんな歌ができた経緯を書き留めておきます。


とりあえず最初に断っておきたいのですが、
「自分のために自分勝手に生きていいよ! 迷惑かけてもいいよ!
他人のために行動する人は偽善者だよ!」
という歌ではないので勘違いしないでほしいです。


言いたいことダラダラ書いてたら長くなっちゃったので
結論から言えば、
自分を殺して他人の言いなりになるなんて人生がもったいない、自分の人生なんだから。
他人の決定権や意志や命を自分の好きに奪っていいと思うな、他人の人生なんだから。
という歌です。


この歌は、
自分に対する後悔というか
10代20代の無駄にした時間について思い返して、
もしも10代のときの自分に助言ができるとしたら……
というコンセプトで作りました。

ブログやTwitterで何度も書いているように、
私の母親は毒親で、
何をするにも母親自身の満足が一番の優先事項。
私の意見、気持ち、やりたいことなどは
ないがしろにされてきました。

母親は自分の思い通りにならないと
すぐ機嫌が悪くなる人でした。
母親の言う通りにしないと
ご飯抜きにされたり、3時間くらい説教されたり、
そうでないとしても ものすごいイライラが伝わってきて
こちらまで不快に。

そういう不快な気分を味わうのはすごく嫌なので、
私が母親に従えば満足してくれて
家の中は平和なのだと自分に言い聞かせて、
平和を守るためには自分の希望や夢や気持ちなどは
捨てるしかないのだと、
全てを諦めている状態でした。

(そこら辺については「操り人形」という歌にしています……
https://youtu.be/BURBQEcisdQ

だけど、今考えれば
とても時間が無駄だったな、
もったいないことをしたなと思っています。
自分の人生なんだから
自分のやりたいことを我慢する必要はなかったんじゃないかなと。

当時の自分は、そんな言葉をかけられても
そんなこと言われたって……と思ったでしょう。
「親に従順にすべき」と洗脳されて
学校以外ほぼ家に軟禁状態で
家にはインターネットもなく携帯電話もなく、
友達や頼れる大人と接触する機会も断たれているんですから。
実際、自力でその環境から抜け出すのは
難しかった、というか
ほとんど無理だったと思います。
逃げ場がなく、「諦めるしかない」と思ってしまっていました。

「自分の人生は自分のもの」と教えられる、今の自分みたいな人間が
過去の自分の傍についていてあげられたら
絶対もっと早く世界観が変わっていたのになぁ。
まぁそういう過去を味わってこそ、今の自分があるんですけどね。

これからは我慢しないで
自分がやりたいことをしようと思って、
現在はあの頃と比べたら充実した毎日を送っています。

今でも、
別に悪いことなんかしてないのに、
例えばファッションとか髪型とか化粧とか、
読む漫画の内容とか、
ふとした瞬間に
「こういうの、『派手すぎ』『汚らわしい』って嫌な顔をするだろうな」と
母親の嫌味口調やしかめっ面を思い出しますが
(母親の価値観では、男女の恋愛はどんなにピュアでも汚らわしく
オトコという存在すら汚らわしい、結婚は失敗 とのことです)、
そんなトラウマに負けないで自分の人生を生きたいと思います。
生きていくぞ、と思って、この歌を作りました。


この歌の中ある
「人のため生きるのは偽善じゃなきゃ自己満足」
という歌詞。

ボランティア活動してる人や、人のために生きることを
悪く言っているのではありません。

誰かのために何かをする、というのは
「この人のためにやってあげたい!」
「見捨てられない」
という、自分の望みを叶える、自分の信念を守る行為であって
それをすることによって喜びや満足を得る。
そういう意味では「自己満足」です。
(もちろん、何かしてもらった側は
「やりたいことやってるんでしょ?」と当然に思うのではなく
感謝するべきですが。)
この自己満足は、自分の人生を自分のために生きていることになるので
歌の中では肯定的な意味になります。

喜びや満足がない場合が「偽善」。
「やってやってるんだから感謝しろ」と見返りを求めるのも偽善かと。

人のために何かするのが、
自分の意志なのか、
本当はしたくないことなのに強制させられているのかで
話はだいぶ違ってきます。

「自分のために生きる」ことと「他人に尽くす」ことは
一見相反するように感じますが、重なることもあり得ます。
「この人の願いを叶えてあげたい」
「この人の傍にいたい」
「この人のためなら死ねる」というのが本心であれば
それがその人の幸せ・望みなので、そうすべきだと思います
(もちろんストーカーとか迷惑行為は別ですが)。

本当は別のことがしたいのに
「この人が、私にこれをやってほしいと言うから……」
というのは自分の意志に反することなので、
自己犠牲を払ってまですべきことなのか
考える必要があるのではないかな、ということ。
もちろん内容によるので一概に「自分の意志を優先しろ」とは言えません。

「やってほしいという気持ちに応えること」と
「自分が本当にやりたいこと」を天秤にかけることになります。

決定権は自分にあります。
誰かに決定を委ねるかどうか、という決定権も自分にあります。
自分で決めたにしろ、委ねたにしろ、
そうしようと思ったのは自分であって、人のせいにはできません。


そんなわけで
自分を殺して誰かの言いなりになっていた過去の自分への
後悔や自戒、
または今現在、過去の私のような境遇にある人への応援、
何かに気づくキッカケとしてちょっとだけ役に立てたらいいなという思いもあり
この歌ができたのですが、

同時に、
自分勝手なことをして人に迷惑をかけることに反対する歌でもあります。


決定権は本人にある。
それを無視して、他人を支配しようとするのは間違いです。
支配していいのは自分だけ。

なんでヒトは上に立ちたがり、エラくなりたいと思うのか。
平等じゃだめなんですかね。
複数人をまとめるためにリーダーは必要かもしれませんが、
リーダーの仕事というのは
暴力や威圧的態度や洗脳やその他強制的な方法で
他人を自分の思い通りに動かそうとすることではありません。

自分の子ども、家族、部下、同僚、クラスメート、
全ての人々は自分の持ち物ではなく別の人間であって、
意志のある生き物です。
良いアドバイスを与えたつもりでも、最終的に決めるのは本人。
他人の意志を握りつぶし、決定権を奪い、
有無を言わせず、強制的に従わせる権利は誰にもないはず。

周りに被害が及ぶような危険なことをしたり、
他人に無駄な時間を使わせたり、
怪我をさせたり殺したりするのも
他人の人生に介入することであって、悪いことだと思います。



自分を殺して他人の言いなりになるなんて人生がもったいない、自分の人生なんだから。
他人の決定権や命を自分の思い通りに奪っていいと思うな、他人の人生なんだから。
という話でした。

※個人の意見です。