モブキャラだったはずの人物が別の場面で主人公になってたりする、
伊坂さんの小説によくある仕掛けが、
この話では時代を越える。
導入あたりのレコード店の場面だけ、ちょっと間延び感があるけど
どうかそこで離脱しないでほしい。
その後いろんな物語が絡み合っていくから。
ほんのちょっとのキッカケで、未来が変わる……
とまで言ってしまっていいのかどうかわからないけど。
過去に何度失敗していても、上手くいかなくても、
今 頑張ればいいじゃないか、
今を頑張ればいいじゃないか、
という気持ちにさせられる。
風が吹けば桶屋が儲かる 的な、
繋がりが楽しめる映画。
前半「上手くいかない」と悩んだり悲しんだりしている登場人物たちが
クライマックスでヒーローとなっていく様が、
上手いこと繋がって、まとまって、スッキリする。
楽しめました。