2016年3月23日水曜日

「拾い物」と呼んでるそれ、「盗難品」です

最近、
素人でもウェブライターになれるようなサイトが
たくさん出てきたじゃないですか。


私、文章書くの好きだから、
それでお金がもらえるなら
やってみようかなとも思ったんですが、

閲覧数が多いのは
芸能人のスキャンダルとか
海外のびっくりニュースとかで。

そういうのって
本当なら写真とか記事の
掲載許可をもらわなきゃいけないはずだけど、

おそらく みんな無許可で使ってるのが
なんだか腑に落ちないんですよね。

完全に自分で書いたオリジナルの記事を載せても、
無断で写真やニュースをコピペしている記事に
閲覧数で勝てないのは気に食わないので、
参加するの やめました。



Twitterとかでも
よくパクツイ、無断転載について論議されていますが、

無断転載がなぜ悪いのか理解できない人たちが
本当に沢山いるようで。


拾い物」という言葉が
当たり前のように遣われてますよね。

びっくりしちゃう。

まったく罪の意識なく
「拾い物ですけどよかったら!」とかさ。

いや、
よかったらじゃないよ、
お前のものじゃないよ、
ツッコミ入れたくなります。


多分、ネットが普及して、
他人の文章や画像が
簡単にダウンロードできてしまう時代に生まれたから
当たり前のことがわからなくなってるんじゃないかしら?

と、私は推測しているんですが。


SNSやその他サービスの中で、
無料で自由に使える
絵文字やスタンプや画像があったりしますが、
そういう感覚で、他人の画像を貼ってしまうんですかね。


月額料を払って音楽聴き放題というサービスに対しても、
無料体験期間が終わると
「音楽に金払えってのがおかしい」
なんていう書き込みをして解約する人もいたそうな……

その考えこそがおかしいのですが……


「他人のものを黙って持っていってしまったら泥棒だ」
というのは さすがに……まさか知ってるだろうけど、

デジタルデータはコピーができるので
相手の手元から何かがなくなるわけではない。

だから、他人の画像をコピペしても
音楽を不正ダウンロードしても
それが盗む行為だと理解できないんじゃないかな?


でも、
「無断複製」は 犯罪なんですよ。



「コピーできるようなデータを
ネット上に公開しているんだから
コピーされても文句言えないだろ」

「無断転載されたくなかったら
ネットにアップするな」

という屁理屈を言う人もいるようですが、

じゃあ、

世の中にあるデザインは
すべて人の目に触れるものだから
「どうぞ好きなだけパクってください!」
ということになるんでしょうか。


「万引きされたくなかったら
販売するものを陳列するな、

陳列するということは
万引きを容認することだ」

という理屈が通ってしまいますけど
いいんでしょうか。


もっと言えば
「犯罪を起こしたくないなら
包丁なんて売るな、作るな」
ということになります。

ズレた考えだと思いませんか?

犯罪に使ってほしくて
包丁を作ったり売ったりしてるわけじゃありません。

ネットに載せている情報やデータも同じです。
コピーしてほしくて
載せてるわけじゃありません。


本来の目的でない使い方をした、
使い方を間違った人が犯罪者なのであって、
その犯罪の道具にされてしまったものを生み出した者に
まったく非はありません。




こういう意見もありました。
「作者は
多くの人に見てもらえる、
上手だと言ってもらえる、
気にいってもらえるのを望んでいるんだから、
誰かがそのイラストをアイコンにしてくれたり
有名にしてくれたりしたら嬉しいはずなのに、
何で怒るんだろう?」

誰かの描いたイラストを無断転載している人の
ツイートの内容です(言い回しは変えてます)。


本心なのか、
自分の行為を正当化するために
屁理屈を言っているのかわからないけど、

さも『自分はいいことしてあげてるのに』
『使ってやってるのに』
『怒る人の気が知れない』みたいな態度……


そりゃ気にいってくれたら嬉しいですけど、
無断で」というのが問題なんだよね。

知らないところで自分のものが勝手に使われているのって
気持ち悪いんだよ。



誰かの描いた絵が本当に良くて、
みんなに見てほしい、広めたいと思うのなら、
それを描いた人の名前がわからなくならないようにするべきだし、
そうしないのは悪意があると思われても仕方ない。


リツイートすればいいのに、
わざわざ画像を保存して、
自分のアカウントからツイートするって……


わざわざ出処をわからなくしている。
無断転載した自分が、
それを生み出した人だと勘違いされるように
仕向けている。

無断転載したものによって
自分が有名になることを狙っている。



もしかしたら、そんなつもりもなく、
そこまで考えていない人もいるかもしれないけど、
そういう悪意があると見なされる、不正行為だよ。

「著作権侵害」「盗用」は立派な違法行為

犯罪です。




他人が生み出したものに賛辞を贈られても、
無断転載した人が褒められているわけじゃないのに。

その褒め言葉を、
無断転載した自分に向けたものだと思ってしまう
その神経がよくわからない。


他人が作ったものを大量リツイートされたところで
何が嬉しいの?

実力じゃないものを褒められてもさ……
プライドとかないんだろうか……



ちやほやされたいだけの
かまってちゃんなのかな?

自分では何も生み出せないから、
他人のものを自分のものだと偽ってでも
人に寄ってきてほしいのだろうか。



それとも、
気に入ったものをスクラップしているような
感覚なんだろうか?

「こんな面白いもの、素敵なもの見つけたよ!
見て見てー!」っていう気持ちなのかな?


自分のお気に入りをまとめておきたい気持ちはわかるけど、
それを不特定多数に公開するとなれば話は別。

誰が見てもわかるように、
どこから持ってきたものなのかちゃんと明記しないと。

Tumblrだって本当は著作権者に許可を得てリブログすべき。
元ページへのリンクがあるから
まだセーフと見られている部分もありますが、
「著作権者から申し立てがあったのであなたのリブログ消しました」
というメッセージを受け取っている方も少なくないようですよ。


他人が作ったものを使いたい、転載したい場合は、
本人に許可を得るのが当たり前。

「そんなこと誰もやっていないから」
「みんなが無断転載しているから」
は、言い訳にならない。



もし、
自分が書いた自由研究や論文を
他人の名前で発表されたら、
何かの間違いだ、あるいは盗作だと訴えないのかしら。


「別にあなたは有名になりたくてこれを書いたわけじゃないんでしょ?」

「なんでそんなに自分の名前を出したいの?」

「私が作りました! って宣言しないと気が済まないの?」

「自分はこんなにデキる奴だってアピールしたいの?」

「使ってもらってありがたいと思えないの?」

と言われて 納得できる?



そうじゃないんだよなぁ…… と
私だったら思うんですが。



作者の名前を消す行為は、

その人の努力や、
それにかけた時間を 認めないのと同じ。

なかったことにするのと同じ。

作者の努力や時間を盗んだのと同じ。

とても失礼なことです。



他人が苦労して、時間をかけて、
才能を活かして作ったものを

「勝手に公表する」という簡単な作業だけで
みんなからの反応が貰える簡単なお仕事(犯罪)。

そんなことをしてよく堂々としていられるなぁ……




人によっては、自分の作品を
「好きに使っちゃってください!」
と言う場合もある。

その人がそう望んでいるとハッキリわかっているなら
まぁいいんですけど。

(限度はありますけどね。
いくら好きにしていいとは言っても、
勝手にグッズにして販売して、作者に一銭も渡さないのは
訴えられたら勝ち目ありません)



だけど、

「そういう人は気前がいい素敵な人、
勝手に使われたと騒ぐ人は気前が悪い」

という考え方はしてほしくない。



自分の生み出したものに愛着を感じるのは
当たり前のことです。

自分のものを勝手に知らない人が使っていたら
いい気持ちがしないのは当たり前です。

誰がどこまで使っていいか決めるのは
それを作った人だけなんです。



そもそも、
「好きに使っていい」と言っている人の作品、
本当にその人のものか 確認 取れます?

実は盗作だった、というのを
実際に見たことがあります。


自分も人から勝手にアイディアを盗んでいるから、
自分が描いた絵を勝手に使われてもなんとも思わない。

完全な自分の作品じゃないから思い入れも薄い。

自由に盗み、自由にばら撒くことを
みんなに与えられた権利だ、素敵なことだ と
勘違いしてる人もいるんです。


びっくりしましたけど、
ああ、なるほどねと納得しました。

その行為を許したという意味ではありません。

その人の中では、考えは一貫してるんだな、と。
自分に都合よく解釈してしまってる。




NO MORE 映画泥棒のロボットダンスが
話題になったりしたこともありますが、

あのCMが本来訴えたかった、
「映画館での撮影は犯罪である」ということまで
ちゃんと意識できているでしょうか?

映画館での盗撮やリッピングは
犯罪です。

それは理解できるんでしょうか?
それも理解できなかったらちょっと問題なんですけど……




一般人がネットに載せている
写真やイラストや文章や動画や音楽や
その他データも、映画と変わりません。

誰かが作ったものは、
どこかに申請なんかしなくても
著作権が発生しています。

それを勝手に使用するのは犯罪なのです。
元のものが有償か無償かに関わらず、
無断複製は犯罪です












※ツッコミありそうなので一応書いておきますが、
このブログで映画の紹介に使ってるジャケット画像は
アフィリエイト機能ですので、無断複製とは違います。

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